青春18きっぷ、使ったことありますか?
日本全国のJRの普通列車・快速列車に乗り降りし放題という、オトクな切符です。
比較的時間がある大学生とかが使うイメージですが、この度私、40歳を目前にして初めて使ってみました。
きっぷの使い方とか、参考になる部分もあるかもしれないので、事の顛末をまとめてみました。
「青春18きっぷ」とは?
そもそも「青春18きっぷ」って何?という人のために、ざっくり説明しましょう。
- 「青春18」とうたっているが、年齢問わず利用可。(子ども料金は設定なし)
- 販売期間・利用可能期間は毎年、学生の「春休み」「夏休み」「冬休み」期間に設定されている(詳細は購入前に要チェック)。
- みどりの窓口で購入可。
- 1枚につき、5回(人)分。
- 価格は、12,050円/枚。
(以前は11,850円/枚だったが、消費税増税のため2019年冬季から値上げ。) - 乗車可能範囲は、全国のJR線の普通列車・快速列車。
BRT(バス高速輸送システム)と宮島フェリーも乗れます。 - 普通車指定席やグリーン席は、席代を別途支払うことで乗車可。
- 新幹線や、特急・急行列車は併用不可。
大事なポイントはこんなところでしょうか。
「1枚につき、5回(人)分」というのがわかりにくいと思うので、補足。
1枚購入すると5回分ついているので、オーソドックスに1人で5日使ってもよし、複数人で分けて使ってもよし、ということです。
5人で日帰りで使ったり(→この場合、5人は同じ行程で行動する必要があります)、2人で2日分利用したりと、工夫次第でいろいろな使い方が出来ます。
ちなみに5日分使い切らなかった場合は、余った分を金券ショップへ売ることもできますし、逆に、5日分もいらない!という場合は、金券ショップに行くと、半端な日数の青春18きっぷに出会えるかもしれません。余ったきっぷも需要が多いんですね。
何故行くことになったか?
さて、私の話に戻します。
そもそも何故青春18きっぷを使うことになったか?というと、長男(鉄オタ)の付き合いです(キッパリ)。
長男がいろいろ思考を凝らして行き先を考えてくれたので、母(私)は宿を予約するくらいしかやっていません。
今回いろいろな目的があったようですが、その中でも、席料を払えば乗れる夜行快速「ムーンライトながら(後述)」に乗るのが、メインのひとつでした。
今回のメンバーと行程
メンバー
- 私(アラフォー)
- 長男(鉄オタ)
- 次男(海鮮嫌い)
▼0~1日目
東京
↓
↓(ムーンライトながら)
↓
大垣(早朝5:00過ぎに到着。)
↓
↓(鈍行を乗り継いで北陸方面へ。)
↓
七尾でちょいと観光
↓
金沢宿泊
▼2日目
金沢
↓
高岡
↓
↓(しばし鈍行に揺られて関西方面へ)
↓
神戸宿泊
▼3日目
神戸
↓
名古屋
↓
東京
↓
帰宅
0~1日目
まずは夜行快速へ!
東京駅を23:00過ぎに出発する夜行快速「ムーンライトながら」に乗って出発!
ムーンライトながらとは?|Wikipedia
以前カシオペアに乗ったことあるんですが、今回の電車と比べてみるとまあ、、、
長男曰く、
カシオペア=寝台特急
ムーンライトながら=夜行快速
ね、一文字も被ってないでしょ?とのこと。
これは別の乗り物だそうです。納得。。
青春18きっぷと併用できる夜行列車ということで、
18キッパーの皆さんには結構メジャーな列車みたいです。。
そして、声を大にして言っておこう!!
ムーンライトながら、寝られないぞ!!!
今回私が寝れなかった原因は、
・車両の端の席で、人の出入りが頻繁
・エアコン効きすぎ
・明かりが消えない(防犯対策)
・腰痛&尻痛(座面が固い)
この辺りです。
撮り鉄の方が結構乗っていて、
駅に着く度に電車から降りるんですよ。
その出入りの音が気になっちゃって…
もちろん、一般の方もたくさん乗っていて
普通に寝ている人もたくさんいましたが。
…私は寝れなかったので、、、
座席を指定するときは、寝たい人は真ん中、撮りたい人は端をオススメします。。
大垣から
大垣に到着後、ダッシュ目で乗り換えて北陸方面へGO。
「ながら」であんなに寝れなかった私は、
大垣以降、福井までほぼほぼ爆睡で記憶がございません。
この違いは何だ……。
知らない路線をいくつか乗り継ぎ、気がつくとそこは
七尾!
なんと、石川県まで来ていました。
七尾観光
到着がちょうどお昼頃だったので、観光案内所でオススメを聞くことに。
ガイドブックとかネットで下調べも良いですが、私は現地の観光案内所で話を聞くのが結構好きです。
冒頭にもちらっと書きましたが、次男が、海鮮食べれないんですよ。
じゃあなんで海沿いに来た?と思うでしょうが、私と長男は海鮮大好きなんで。。
なので、観光案内所の人に、海鮮とそれ以外どっちも食べれるご飯処はないか尋ねると、大変困っていました。そらそーだ。
七尾駅から徒歩10分ほどの海沿いにある「能登 食祭市場」という道の駅はどうか?とのこと。
お土産も買えるようなので、そちらで昼ご飯をとることに。
次男は結局、チャンピオンカレー(レトルト)を、フードコートの白米をいただきました。
せっかく旅に来たのに他に食べれるものがなく、レトルトとは申し訳ない…
カレーとても美味しかったそうなので、まぁ良しとするか。。
もちろん、私と長男は海鮮丼をいただきました。
海の幸、ごちそうさまです!!
駅までの帰り道、花嫁のれん館に寄りました。
入館料を払うと展示が見られますが、時間の都合上、今回はカット。
ロビーで涼ませていただき、お嫁ちゃんの入浴剤を買って帰りました。
買った入浴剤。ほんのり赤くて良い香りでした♪
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金沢へ
長旅でクタクタだったので、ホテルで超リラックスできました!
今回泊まったホテルは駅からほど近く、お部屋も広々・いい感じ♪
アメニティも充実してました!
せっかく広いお部屋だったので、駅でご飯を買って部屋でいただきました。
ここでもお寿司!!美味しかったーーーー!!
次男は昼のリベンジ、お肉の丼食べたよーーーー!
!
今回のホテル→ホテルマイステイズプレミア金沢
夕飯を購入したところ→あんと|金沢百番街
2日目
実は2日目からは、長男ひとり旅です。
金沢から高岡へ移動し観光、そこからは鈍行を乗り継いで、神戸に宿泊しました。
私と次男は、金沢観光をして、新幹線で一足お先に帰りました。(18きっぷ不使用です。)
午前中しか観光できなかったので、周遊バスを使って街を一周しました。
使ったバス→城下まち金沢周遊バス|北陸鉄道株式会社
3日目
関西から名古屋経由で帰宅。
ちなみに、東海道線はグリーン車があるので、追加料を支払って優雅にグリーン車で帰ってきたとのこと。
大満足していました。よかったね。
2日目と3日目の説明、雑ぅ。。。
今回の18きっぷの使い道
- 0日目(ムーンライトながら乗車)
- 18切符は使わず、日付が変わる小田原までの運賃を支払う。
- 1日目(「ながら」小田原以降)
- 3人で使用
- 2、3日目
- 1人で使用
まとめ
どんな手段でも、やはり旅行は楽しいです!
今回は結構移動範囲が広かったので、観光の時間がほとんど取れませんでしたが、もうちょっとエリアを絞ると観光の時間も割けると思います。
移動時間が苦にならない人は、存分に楽しめるきっぷです。
えー、特急とか新幹線乗ろうよ…という人には向きません。
でも、工程次第で使い方は無限だと感じます!
蛇足ですが、七尾・金沢観光もとても楽しかった!
今度改めて、ゆっくり来たいです。
以上!!
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